ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 海外 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男
登山者が体調不良等により、途中離脱をすることを想定した登山計画をしっかりと立てることが必要です。

私もそうでしたが、登山で起きるトラブルとしてすぐに頭に浮かぶのが・・・高山病や天候の事ばかり。
予めトラブルの事を想定して計画を立てているような方は少ないと思います。

ここでは、体調等により途中離脱をしなければならないことで、登山者が気づき難いポイントを書きます。

登山ではBCを出発してからは、登山者の安全を確保するのがクライミングガイドの最大の責務です。
装備を持たない他のスタッフは同行しませんので、何かが起きた場合もクライミングガイドの経験や采配が安全な登山の決め手になります。

ゲストとガイドが1対1の場合はまだ良いのですが・・・
登山者が複数(2~3名)の場合は、離脱者が出てしまった場合の事を想定して考えて欲しいです。

登山者が何かの理由で登山ができなくなった場合、登山者を安全な場所に下山させるのがクライミングガイドの仕事の一つであり、責務です。

少人数パーティーで登山を行う場合ではクライミングガイドが一人ということも決して珍しくなく・・・・
登山の「継続」と「離脱者の介助」をどのように対応するか、大きな決断が迫られます。
登山の継続をして欲しい者・・・
他のスタッフがいる安全な所まで下山したい・・・

個々の心の中で色々な葛藤があり・・・クライミングも同様に悩みます。


登山者同士で予め事前に取り決めなどを行っておく必要もあるかと思います。
登山パーティーによっては、それもできないこともあるでしょう。


登山の継続」と「登山者の命を守る」ことを両方出来るように、しっかりと対策を立てておくことが安心して登山を行うことに繋がります。

グループが大きくなればなるほど登山者の途中離脱リスクが高まり、またグループが小さい程、助けてくれるスタッフの数に限りが・・・・
どちらも安全に登山を行う上で必要なことですので、しっかりと対策を練ってください。

一緒に登る仲間に対しても配慮でき、結果的に安心な登頂に繋がると思います。







体力を落とさない食事作り
温暖化で変わる雪壁の位置
ベストシーズンだから登頂が難しい!
雪壁を安心して登攀するための体力とは!
登頂後の安堵感からくる疲労
ヒマラヤ6000m峰を安全に・確実に登頂するために!
 大混雑する国内線の盲点はこれ! (2014-06-15 20:12)
 春と秋のどちらが登山に適している? (2014-06-15 17:26)
 体力を落とさない食事作り (2014-06-12 15:43)
 温暖化で変わる雪壁の位置 (2014-06-03 16:57)
 ベストシーズンだから登頂が難しい! (2014-06-03 09:12)
 雪壁を安心して登攀するための体力とは! (2014-06-02 20:47)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
予期せぬ途中離脱を想定して・・・
    コメント(0)