ヒマラヤ6000m峰を安全に・確実に登頂するために!
※ 初めての登山でトロンピーク登頂(70歳代)
安全かつ確実に6000mの頂を極めるには・・・
自身の体力や技量だけでなく、天候、スタッフ等の協力、そして想定されるトラブルに対してしっかり対策を講じ、全てが100%の力を出せた時に、「登頂」できると思います。
ヒマラヤ6000m峰に登りたいと考えている方は・・・
先ず知人・友人の体験談を聞き、またWEB等を利用して、自身の技術や体力を比較し、挑戦ができるかどうか・・・検討しているように思います。
そして、次に登山装備を考えるようです。
しかし、上記内容で得た情報だけで登山の成功が決まるのではなく・・・・
登山者が気づき難いポイントを知り、どのようにこの点をクリアーするかによって、決まると言っても過言ではありません。
全て現地エージェント任せにしてしまうのも良いですが、出来ることならご自身が中心になって登山で起きるトラブルを想定し、対策を練って頂くことをお勧めします。
ここでは・・・
サパナの登山ツアーにおいて、実際に行っている“
登山者に気づき難いチェックポイント”を記しています。
これら「
登山者の気づき難いチェックポイント」は、私が現地の旅行会社でポーターをしてきた時から現在に至るまでに経験したことをツアーの中で反映させ、登頂に導いています。
ここで紹介する内容を机上講座として行っています。
※
随時、追記して行きますので、定期的にご覧いただければと思います。
1. 登山者的要因:
①
最後まで歩ける体力
・雪壁登攀(壁上で宙吊り) ⇒
こちら
・予想外!BCからの挑戦 ⇒
こちら
・登頂後の安堵感からくる疲労 ⇒
こちら
②
高地でも頂ける食事
・食べ易さ・飽きない食事にこだわる ⇒
こちら
③
自信もって行える登攀技術
・登攀(上昇・下降)における注意点(疲れ・寒さ・恐れ アイゼン・8環)
④
凍傷を起さない体質
⑤
登山中における途中離脱
・自分が離脱することを考える ⇒
こちら
2. 自然的要因:
①
雪壁における登攀
・位置の変更(斜度・長さ) ⇒
こちら
②
至る所に出現し始めたクレバス
・毎年大きく変わる登山ルート
③
休憩箇所の小スペース(混雑)
④
稜線のナイフリッジ(風・渋滞)
⑤
春と秋 どちらがベスト?
・ヒマラヤ特有の天気 ⇒
こちら
⑥
3. シーズン的要因:
①
BC設営スペース
②
HCP設営スペース
③
雪壁での大渋滞(春・秋)によるロス時間
④
スタッフ対策(装備・ポーターの確保)
⑤
他隊の交渉(メ:大きな登山隊 ア:沢山の登山隊)
⑥
宿泊施設の込み具合
⑦
大混雑する国内線
・有視界飛行機で運行 ⇒
こちら
⑧
雪崩
4. スタッフ要因
①
登攀中のガイドの日本語力(大変重要)
②
クライミングガイドや他のスタッフの体調
・休みなしで働くスタッフ
・山岳地域の環境に合わせた人選
5. その他:
① ガイドが一人の場合・・・固定ロープの確実な準備と回収 不調子者のガイド
② 予備日の設定の有無
③ アタック(最終宿泊地はどこか)
④ 緊急時においての連絡手段・救援・救助の人員・レスキュー時の供託金等
⑤ 短日程の内容チェック!
⑥ 国内線の人数減少 荷物の量をいかに運ぶか
⑦ ロッジの食事を頂く
⑧ 装備不足の解消・・・ スタッフに取りに行かせる 場所 費用(レンタル分)
⑨ トラブルを未然に防ぐ契約書の書き方、話し合った人と実際が違う
⑩ ネパール行き航空券 キャンセル(中国系)
⑪ ヤク等の保険
⑫ 無線・携帯の種類
⑬ 成功談より失敗談をチェック
◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・
不安を抱えながら登山に出掛けるのすか?
ヒマラヤ6000m峰を安心して、確実に登るための講座
アイランドピーク、トロンピークを中心にご紹介します。
あなたのご不安が解消できます!
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